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定期運用車両である

定期運用車両であることも、さっきのアイドリング音とサボが物語っている。実に喜ばしい発見であった(旅行後に改めて調べたところ、キハ401758は1999年11月11日の1並びの日記念を記念して「ぽっぽや号」の兄弟車として誕生。現在は、根室本線十勝・釧路地区の定期列車に使用されている)。かくして12時55分、2429Dは待機中のレトロなキハを横目に、新得を後にした。春まだ遠き十勝野をいく次の十勝清水では、6回目の交換を行うため5分間停車。交換列車としては初の優等列車、上り特急「おおぞら6号」を待つ。3年前の折には、古い木造のホーム上屋が印象的で、あえて「停車場」と呼びたくなるような、趣のある駅たった。が、今ではそんな面影はまったくなくなっていた。3年の間にリニューアルされたようで、機能的だが味気ない、どこにでもある普通の駅に変わっていた。何とも残念。そんな感傷を蹴散らすかのように、「おおぞら6号」がハイスピードで駆け抜けていった。十勝清水を出ると右手の車窓に、遠く山並みが見え始めた。日高山脈の諸連峰のようだ。いつのまにか列車は、十勝平野を快走している。スピードも時速70〜80キロは出しているようだ。

ビールの本場ドイツ

6000種の地ビールを飲み分ける方法ビールと言えばドイツ。この本場で一番旨いビールを飲んでみたいという人も多いだろう。だが、好みの銘酒を選ぶのはそう簡単ではない。何しろその種類たるやドイツ全国でざっと6000銘柄もあり、何をどう飲んでいいのやら分からなくなってしまうのだ。ドイツにはビール会社が沢山あり、どんな田舎の村に行っても最低ひとつのビール工場がある。日本のように全国的なビール会社があるわけではなく、その場所に行けばその土地の地ビールを飲むのが普通だ。何種類かのビールを造っている会社もあれば、1種類だけしか造っていない所もある。従って小さい村々を巡ると村の数の1.5倍ぐらいの種類のビールが飲める。結局ドイツでは、どんな銘柄もすべて地ビールだと思って間違いない。日本でおなじみのレーベンブロイも、特に大きな会社ではなくミュンヘンの地ビールの一銘柄なのだ。北ドイツでは大会社による吸収が進んでいるが、南ドイツでは日本の3.5倍の消費量というビール好きの土地柄だけに、まだ1200社近い地ビール工場が残っている。そうした地ビールの違いが理解できれば、ドイツの各地方の特色が分かる。

海外旅行に行く

ハッ、しまった!目を覚ますと窓からは薄明かりがこぼれている……。またやってしまったか。せっかく旅に来たのにもう何日も太陽とすれ違い。今日こそは、今日こそは、早く眠つて明日に備えるぞ!と気合いが入れば入る程、夜、眠りたいのに眠れない。寝返りを何度も繰り返し、ベッドのシーツが体にグルグルまとわりつくあの苦しみ……。そう、時差ボケ。アメリカやヨーロッパなど、時差の激しい国に行くと、一度は味わうあの苦しみ。時差ボケには初日が肝心だが、たいてい海外旅行に行くときは、仕事や荷造りなどで前日に夜更かしして飛行機に飛び乗るので、ついつい飛行機の中で熟睡してしまう。それがいけない。飛行機を降りたときにはいっつも快眠スッキリなのと、異国の地に着き興奮気味。さあ、遊ぼうゼ!と、目がギンギンに冴えた状態だ。到着時刻が午前中であれば、ホテルに荷物を置いたその足で活動的に動き回ってしまえばよいのだが、到着時間が夕方から深夜にかけてだと、当然、寝つきが悪くなる。何度か眠れぬ夜を過ごし、また、真昼にあくびをかみ殺しながらボンヤリ気がのらずに無駄な時間を過ごしては後悔。ついに、私はまじめに時差について考え、真剣に取り組むようになったのだ。