アメリカとフランスの研究者が共同で行った研究で、コンドロイチン硫酸には変形性関節症による関節変性の進行を止めるはたらきがあることが、X線定量分析の結果、確認されました。31歳から78歳までの42人の男女の膝部変形性関節症患者に、1日当たり800のコンドロイチン硫酸もしくは、プラシーボが経口投与されました。被験者は治験開始時と1年後の終了時に、検査とX線撮影を受けました。結果は、膝の大腿骨、脛骨関節の軟骨の厚さは、プラシーボ・グループではあきらかに減少していましたが、コンドロイチン・グルーブでは厚さが保たれていました。大腿骨、脛骨関節の軟骨表面積もプラシーボ・グループでは減少しましたが、コンドロイチン・グルーブではそうなりませんでした。これらの肯定的な結果により、研究者たちは、コンドロイチン硫酸には「軟骨正常化の特性と(関節の)構造修正作用がある」と結論しました。これは、すなわち、コンドロイチン硫酸は痛みや腫れをやわらげるだけではないということです。それは、関節構造によい変化を起こすことで、変形性関節症の進行を本当に止めることができるのです。健康食品であるグルコサミンは変形性関節症の進行を緩和する25イタリアの研究者たちは、グルコサミンの変形性関節症症状の緩和能力を調査するため、グルコサミン、プラシーボ、ピロキシカム(一般的NsAiD薬)、そしてグルコサミンとピロキシカムの混合投与による期間3ヵ月、対象者329人、ランダム、対象組み込みの二重盲検実験を行いました。評価基準によっては、ここでも指標が用いられました。結果は治験の全期間を通じて、グルコサミンはプラシーボやNsAiD薬よりもはるかに優れた効果を示しました。また、副作用の出現率もグルコサミン・グループが他のどのグループよりも少なかったのです。
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